海島綿の絽襦袢~ブログ 「着楽にいこうぜ!」

海島綿の絽襦袢

 海島綿の絽襦袢

   (#193・2010年12月10日)

「クリーニング屋さんに出した夏の襦袢が縮んでしまいました。」とご相談を受けました。 夏の襦袢の素材は、麻、綿麻、綿、絹といろいろあります。

夏襦袢の袖丈

縮んだ夏襦袢の袖丈、約7分(2.65cm)短くなってしまってます。


麻、綿麻、綿は自宅で洗うこともできますが、自宅で洗うためにはお仕立て前に水通しをして十分に縮ましておくことが必要です。 この作業をしていないと仕立て上がってから水を使って洗うと大きく縮んでしまいます。 仕立ての時も絹糸ではなく合繊の糸を使って仕立てます。


クリーニングの時は、ドライ又は汗抜き剤を含んだ溶剤を用いドライ処理した後、仕上げをします。


今回ご相談を受けた夏の襦袢は、海島綿という最高級の綿糸を使って織られた長襦袢で、たいへんきめ細やかで肌触りのよい生地です。 クリーニング店でドライではなく水洗いをしてしまい縮んだ様子です。 また、お仕立て前の水通しがきちんとできていたかどうか?もわかりません。 今回は仕上げ直しで直せる範囲を超えているため、一度ほどいて、水通しをした後ひっぱりすぎずに仕上げる中ゆのしという方法で幅をそろえてから、仕立て直します。


襦袢やきものだけでなく、最近は浴衣も綿以外に麻や綿麻の素材のものが増えており、着心地がいいものの取り扱いを間違うと次着る時に困ることがあります。 夏の素材は、仕立て前の処理やクリーニングの取り扱いに注意が必要です。 絞りの浴衣なども、「絞りがぺったんこになってしまった。」というトラブルも聞きます。 夏の素材はきもの取り扱い専門店にご相談下さい。


Tag: きものお手入れ

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