ブログ 「店主の日々」 先人の知恵 

先人の知恵と経験・そして今の自分

 先人の知恵と経験・そして今の自分

   (2010年7月12日)

今朝西宮を出る時は横殴りの雨、それが加古川に着いたら日が射していました。


通勤時間の内JRに乗っているのが約40分、ときおり事故で2時間かかることもありますが、私の貴重な朝の勉強時間です。


朝の時間、今までは朝刊に目を通すのが日課でしたが、最近は新聞をななめに読み残りの時間は本を読むようにしています。


経営論、販売促進などと共に、きものについて書かれた本もよく読みます。


そんな中、先日本屋さんで出会った一冊

ます女 きもの手控え

村林益子著「ます女 きもの手控え」というこの本は、昭和を中心に活躍された和裁士の方の言い伝えです。


「きもの」が日常着であった時代は、多くの商品が売れ、たくさんの工夫があり、知恵も経験もお持ちの方がいらっしゃいました。


それが、「きもの」を着ない現代になり、先人の知恵や経験がこのように本でしか知ることが難しくなっております。


この本も、寸法の割り出し方についてのアドバイスや着付け、しきたりについてのこと、物事への考え方と対処の仕方などがいろいろ書かれてあり、その時代を知らぬ者にとって良い勉強の材料です。


当店の仕立てをお願いしております、和裁士の先生もちょうど私の母の世代に近く、豊富な経験をお持ちです。私も仕立てについて分からないことは、いまでもよくお尋ね致します。


すべては「きもの」を着る方を想い、心遣いをする楽しさとでもいいましょうか・・・


今の自分に照らし合わせて見ると、足らぬことばかりが目につきます。


せめて「きもの」を着る方に喜んでいただきたいという気持ちだけは負けずに持っていたいものです。


しかし、「きもの」は奥が深くいつまでたってもこれで良いということはありません。


「きもの」の素晴らしさを知って下さる方を一人でも増やしていくことが、今の私の仕事です。


Tag: 店主のひとりごと

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