ブログ 「店主の日々」

こすらないで下さい!

 こすらないで下さい!

   (2010年6月25日)

今月は、袷から単衣に変わる時期のせいか、衣服の衣替えの時期のせいか、「きもの」のお手入れ(クリーニング)を持ち込まれるお客様が多くいらっしゃいます。


そんな中、先日は赤ちゃんのミルクが「きもの」に付き、お手入れに持参されました。


あわてて水をつけてしまったとのことで、大きなシミになっていました。


私たちも日常で、こぼしたり汚したりした時、ハンカチやティッシュで押さえたり、こすったりしますが、シミ抜きの職人さんに聞くと


「きもの」は特に水に弱いので、こすってしまうと生地が傷みます。そうなると直すのに手間がかかります。


こぼしたり汚したりした時は、裏にタオルを敷き固く絞ったタオルで汚れを下のタオルに移すようにたたくのが良いです。とおっしゃいます。


昔はきものを脱いだ後、風を通してから「衿を拭いて」しまうといわれていますが、この時も衿をたたくという表現が正しいかも知れません。


シミをつけてしまったら、手を加えずに当店へお持ち下さい。その際何で付けられた汚れかを教えて頂けるとシミ抜きの処理がしやすいです。


また日常「きもの」をお召しになる方は、衿の汚れ落としをする時には、ベンジンにアンモニアを少し加えると輪シミにならずにきれいに落とせます。


脇や帯下、ひざの裏など汗をかいた部分のお手入れには、サク酸を使ってたたくと汗シミが中和されて、後々汗シミが出てくるのを防ぐことができます。


汚れを恐れず、対処の仕方を知って「きもの」ライフを楽しんで下さい。


Tag: きものお手入れ

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