ブログ 「着楽にいこうぜ!」 きものお手入れ・「汗・シミ」による変色

きものお手入れ・「汗・シミ」による変色

 きものお手入れ・「汗・シミ」による変色

   (2010年9月28日)

昨日お手入れに持ち込まれた、もう一枚の黒留袖について・・・。


汗・シミによる変色


写真ではわかりにくいですが、左の袖の部分は黒く、右側の身頃の部分は茶色く変色しています。


お召しになられたまましまわれており、長く年数が経って出されたら、当時の汗やシミが「カビ」て変色していました。


着てすぐはシミも浮いてこないので、気が付かずそのまましまわれている方が多く、時間が経ってからシミが変色していることが多く見受けられます。


この黒留袖は全体に汚れがひどく、また身頃の部分も色ヤケしていました。


これを、きれいにするためには

ほどいて、解き洗い張り、抗菌加工、柄部分の変色修正、
① 身頃の変色している部分をハケで黒く色合わせします。
② 柄を伏せて、全体を黒に染直します。
その後、裏地を交換して仕立て直しをします。

途中の加工で二つの方法があります。


②の方法をとると、新品のように蘇りますが、柄を伏せて染直すため加工代も高くつきます。
①の方法だと、見た目には十分きれいになり加工代も抑えられます。


きちんと説明して、お客様の予算、希望を伺って、納得していただいてから加工にかかります。


着たままお手入れせずに、しまわれている【きもの】があれば、一度タンスを開けてご確認下さい。


酸っぱい匂いがしたり、カビ臭いにおいがしたら、一度お手入れにお持ち下さい。


Tag: きものお手入れ

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional